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華氏451 ~ヒャッハー!書物は消毒だー!~

ガイコツ
どうもです。
今回は「華氏451」について話していきましょう。


ロボコップ
この映画はフランソワ・トリュフォー監督の1966年の作品だ。
レイ・ブラッドベリのSF小説「華氏451度」が原作だぜ。


ガイコツ
筆者は「リベリオン」の世界観等に大きな影響を与えた作品らしいとの噂を聞いて観ることにしたようです。


ロボコップ
この作品、不評だったせいかトリュフォー監督自身は失敗作と言ってたらしいけどな・・・・。
ではそろそろ内容の話にうつろう。
ストーリーはこんなカンジ。



活字の存在しない未来の管理社会、主人公モンターグは禁止されている書物の捜索と焼却にあたる有能な消防士だったが、クラリスという女性と知り合った事から本について興味を持ち始める。やがて読書の虜となった彼の前には妻の裏切りと同僚の追跡が待っていた・・・・。
華氏451
ヒャッハー!書物は華氏451度以上で消毒だぜー!
ガイコツ
書物の禁止された管理社会、書物を取り締まり焼却するfireman(消防士)だった主人公がある女性との出会いをキッカケに書物を読み、その素晴らしさと自分の所属している社会のおかしさに気づいていく、といったストーリーですが「リベリオン」が影響受けまくりなことが分かりますね。


ロボコップ
細かいところや最後のオチは違うけれどもかなり似ている部分も多かったな。
違うところといえば、「リベリオン」はアクションに重心を置いてるが、こっちはドラマが中心になっているぜ。


ガイコツ
ドラマもそうですが、小説原作だからか世界観や設定もしっかりしている印象を受けましたねー。
書物を禁じられてテレビから流れてくる情報を受動的に受け取るしかしなくなり、思考力が衰えてしまった人間たちを日常の会話などで上手く表現しているなと思いました。


ロボコップ
日常の会話にしても思考力が衰えているせいでなんかチグハグなんだよな。
「あなた、お祝いにプレゼントよ!、何のお祝いか忘れたけど」
ってセリフは思考力とかそういうレベルをとうに超えている気がしたが(笑)


華氏451 1
火は消しません!書物を燃やすのがお仕事!
ガイコツ
残念なところをあげるとすると設定などの土台がしっかりしている反面アクションもなければガッと盛り上がるシーンもないのでSFの割には全体的に地味で単調に感じてしまうところですかね。


ロボコップ
じっくりと堅実に描いているという見方もできるんだろうが、あまりにじっくりと進み過ぎてちょっと眠くなるところもあったな(笑)
あとビジュアルもSFらしくないというか非常に地味だったしな。


ガイコツ
近未来の設定ですが現実から少し変化した程度に止まっていますからねー。
最初は古い映画だから仕方ないのかなとも思いましたが、2年後に「2001年宇宙の旅」が公開されていると考えるとあえて抑えているんでしょうね。
Wikiによるとトリュフォー監督派手なSFはあまり好きではないようですし。


ロボコップ
原作の小説の内容に共鳴して、SFは嫌いだけどそのメッセージの部分だけはしっかりと伝えようというとしているという苦心が良くも悪くも伝わってくるカンジがしたぜ(笑)


華氏451 2
ビジュアル的に一番派手そうなところ。
ガイコツ
そろそろまとめに入りますが、
映画としての盛り上がり的にもビジュアル的にも地味ではありますが、小説原作なだけあって世界観や設定、メッセージ性などは非常にしっかりしている作品だと思いますね。


ロボコップ
眠い時や疲れているときに観るのはオススメできない映画だな。
落ち着いたオトナの映画とでもいうべきか・・・・。
今回はこのくらいかな、じゃあの。


ガイコツ
これがオトナの映画なら、ウトウトしていたせいで見逃した部分を巻き戻して見直すということを2回やった筆者はまだまだ未熟者ですね(笑)
ではまたー。



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[2012/07/07 00:52] まとめwoネタ速neo