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野火 ~悲惨!陰惨!凄惨!~

ガイコツ
どうもです。
今回は「野火」について話していきましょう。

ロボコップ
この映画は塚本晋也監督の2015年の作品だ。
「鉄男」とか自主製作系の作品で有名な監督だな・・・と言っても筆者は塚本監督の作品観るのこれが初めてだったりするんだけど。

ガイコツ
筆者はこの作品、公開時は完全にスルーしており、それを後で知ってかなり後悔してたのですが、新文芸坐でリバイバル上映があってしかも監督のトークショー付きとのことで大喜びでホイホイと観に行ったようです。
トークショーの後にはサイン会もあったのでパンフにサイン貰って大喜びしてましたね(笑)

ロボコップ
なんかここまで書いてると筆者がすごくミーハーで現金なヤツに思えてくるな・・・実際そうだけども(笑)
そんなミーハーな筆者の話は置いといてそろそろ内容の話に移ろうかな。
ストーリーはこんなカンジ。



撮影OKだったトークショーの様子とサイン貰った直後大はしゃぎなミーハー野郎のツイッター
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日本軍の敗戦が濃厚になってきた、第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。1等兵の田村(塚本晋也)は、結核を発症したために部隊を追われて野戦病院へと送られてしまう。だが、病院は無数の負傷兵を抱えている上に食料も足りない状況で、そこからも追い出されてしまう羽目に。今さら部隊に戻ることもできなくなった田村は、行くあてもなく島をさまよう。照りつける太陽、そして空腹と孤独によって精神と肉体を衰弱させていく田村だったが……。
シネマトゥデイより引用
poster2_2016032101045031a.jpg
筆者はキャピキャピしてますが観た作品は血みどろドロドロです。
ガイコツ
原作の小説に沿った話ではあるんですが、話の起承転結がこうでこうなって・・・というカンジではなく戦場を彷徨っている主人公を延々と追っているって印象が強いですね。
それも決して悪い意味ではなく主人公の巻き込まれたシチュエーションの不毛さがよく表れてると思います。

ロボコップ
それに加えて、シーンの描き方も俯瞰した描き方じゃなくて画面のこっち側、主人公のすぐ傍に観ている人を引っ張りこんでやろうっていう意図をすごく感じるよな。
主人公の目線か主人公と同じ一兵卒として戦場に放り込まれた感がある。

ガイコツ
そのため、没入感ある上に不毛なシチュエーションに延々と付き合わされることになるので観ている側も非常に体力精神力がごっそり持ってかれることになります。
90分にも満たない作品ですが終わった後も椅子に座ったままズーンってカンジの疲労感が残りますね(笑)

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上映終わった後の筆者も多分こんな顔してた
ロボコップ
次に登場人物についてだが、塚本晋也監督が主人公の田村を演じているんだな。
知らなかったから上映終わった後のトークショーでさっきまでスクリーンの中でボロボロになってた人が監督として出てきてちょっとビックリした(笑)

ガイコツ
監督としては他の役者さんに演じて欲しかったらしいですが、監督自身がゲッソリして真っ黒になった甲斐あって、非常に痛々しさがあって良かったですね~。
実際にディレクションとか何でもかんでもこなして多分ホントに憔悴してたのもあったんでしょうね(笑)

3e9a6875_large.jpg
死ぬほどお疲れの監督
ロボコップ
他の登場人物も極限状態の中で助け合いつつもどこかドライさを感じさせる演技が非常に印象的だったな。
味方なんだけどいつ寝首を掻かれたもおかしくない緊張関係がどの登場人物の間にもあって観ているこっちまでピリピリと痺れた感覚になる。

ガイコツ
その中でも、弱虫新兵の永松役の森優作と意地の悪い中年兵士の安田役のリリー・フランキーのコンビの演技がすごく印象的でしたね。
作品終盤でただの泣き虫だった永松が獣のような姿を見せるところはなかなか衝撃的です。

ロボコップ
その獣の部分を嗅ぎ取った主人公が恐怖と緊張の中、永山と一晩を共にするシーンなんか怖すぎてこっちがこれ以上観てらんないって気分になったぜ・・・。
あとリリー・フランキーは意地悪なおっさん役演じさせたら天下一品だなと改めて思った(笑)

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トントントントンヒノノニトン
ガイコツ
最後にそのほかの要素ですが、戦争映画ですがジャングルの緑を鮮烈な色で表現してたのが珍しいですね。
不気味なぐらいにキレイなジャングルに泥だらけ真っ黒な兵士たちと死体、真っ赤な鮮血っていう色の対比が非常に効果的に感じて印象に残りました。

ロボコップ
で、ジャングルとの対比を作り出す死体や鮮血の描写だが全く容赦ないゴア表現で描いていたな。
それもゴア表現は比較的慣れてるつもりの筆者も思わず顔をしかめてしまうイヤ~な陰惨さのあるゴア表現で結構なダメージを受けたぜ。

3e9a7128_large.jpg
緑だけならホントキレイなんだけどなぁ・・・
ガイコツ
そろそろまとめに入りますが、自主製作映画なので多少作りが粗い部分もありますが、観客を戦場にぶち込んで戦場の不毛さや陰惨さ、極限状態の人間関係の緊張感をこれでもかと体感させるすごい作品ですね。
誰にでもオススメできるとはとても言えませんが一見の価値ありの作品だとは思います。

ロボコップ
観た後ダメージが残るし、そもそもダメージを与えることを目的として作ってる映画らしいから、観るときはそれなりに体調を整えて観ることをオススメするぜ(笑)
では今回はこのくらいかな、じゃあの。

ガイコツ
リバイバル上映などでまだやってるところもあるみたいなのでせっかくなら映画館でガッツリダメージを受けてみてはいかがでしょうか。
ではまた~。



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[ 2016/03/22 01:40 ] タ行 塚本晋也 | TB(0) | CM(0)
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