激突! ~原点!~

ガイコツ
どうもです。
今回は「激突!」について話していきましょう。

ロボコップ
この映画はスティーヴン・スピルバーグ監督の1971年の作品だ。
スピルバーグの出世作とも言われてる作品みたいだな。

ガイコツ
筆者はこの作品、以前「ジョーズ」観直した時にもう一度観たいなぁとか思ってたんですが、なんだかんだでそれから一年以上経ってやっと観直してみたようです。
観たいと思ってから実際に観るまでの期間が最近どんどん長くなってる気がしますね。

ロボコップ
そのうち放置しすぎて観たいなぁと思ってたことすら忘れてしまうんじゃないかと思うと恐ろしくなってくるな(笑)
ではそろそろ内容の話に移ろうかな。
ストーリーはこんなカンジ。




この日、デヴィッドは貸した金を返してもらおうと、その知人のもとへ車を走らせていた。その道中、前方を走るタンク・ローリーを追い抜いていく。だがその直後、タンク・ローリーはデヴィッドに迫り、また前方をふさぐのだった。デヴィッドは再び抜き返し、その距離を広げてガソリン・スタンドへ。すると間もなく、タンク・ローリーがまたしても姿を現わし、デヴィッドを煽りにかかる。それから幾度となく命の危険にさらされ、追いつめられていくデヴィッド。ついには車が故障してしまい、窮地に立たされるのだが…。
allcinemaより引用
duel-movie-poster-1971-1020376106.jpg
よろしい、ならば決闘だ!
ガイコツ
田舎道でトロトロと走っているタンクローリーを追い抜いたら執拗に煽られるわぶつけられるわ最終的に命狙われるわどういうことだってばよ!という話です。
いや~シンプルながらホント面白い作品ですよね~。

ロボコップ
出世作らしいけどこんなの撮ったらそりゃ出世するわって思うよな(笑)
最初の車庫を出発するシーンからの一連の流れだけでもオッと思っちゃうくらい、低予算でも他のB級作品とは一線を画す出来の違いを感じてしまうぜ。

ガイコツ
緊張感の高め方や焦らし方などの上手さは後のスピルバーグ作品に通じるところがあって、この頃から技術は確立してたんだなぁと感心しますし、その演出のおかげでホントタンクローリーに追っかけられるだけの話が全く飽きずに観れちゃうのがすごいですよね。

duel-movie.jpg
おしくらまんじゅう押され・・・たら死ぬわボケ!
ロボコップ
次に登場人物についてだが、主人公のデヴィッドが妻からあんまりいい扱いを受けていない夫というキャラクターなのがスピルバーグらしくてなんかいいよな(笑)
不幸せというほどじゃないんだけどどこか抑圧された男ってカンジ。

ガイコツ
またその抑圧された男をデニス・ウィーヴァーいい具合の情けなさで演じてますよね(笑)
焦り方、怖がり方、怒り方、喜び方どれも何というか小市民的で現実離れしてないので親近感が湧きます。
一人ほぼ出ずっぱりですが観てて飽きない面白い演技だなと思いますね~。

duel 4
かなりビビり顔なデヴィッド君
ロボコップ
次にこの作品のもう一つの主役であるタンクローリーについてだが、ただのタンクローリーをモンスターのようにここまで恐ろしく描けるのがすごいよな。
環境に悪そうな煙をモクモクと上げてるところ、ブロロロという重々しいエンジン音とスゲー不気味だぜ。

ガイコツ
顔(タンクローリーの)はぱっと見ちょっと愛嬌があるようにも見えるんですが、そいつがいざ迫ってくると無言の圧力と言いますか、なかなかの圧迫感があって怖いんですよね。
大柄のピエロがニヤニヤ顔で無言で迫ってきたカンジというんでしょうか・・・逆に分かりにくいですかね(笑)

ロボコップ
あと面白いのがドライバーの顔を見せないところだよな。
ドライバーを人間としてじゃなくて、あくまでタンクローリーというモンスターの一部として扱っているようなところが不気味さを増してるし、映さない分観ている人の想像力を掻き立てるようなところがあるのも素晴らしい。

Dueltruckfront.jpg
見よ!この圧迫感!
ガイコツ
最後にエンディングについてですが、これもまた面白い終わり方をしますよね。
物語自体は一件落着して終わりを迎えるんですけど、バシッと決まったというカンジではなくてちょっと余白があると言いますか、主人公のこの後について色々想像する余地があるのがいいですね。

ロボコップ
あとクライマックスから終わりまでの流れについてはなんというか「ジョーズ」にも通じる雰囲気があるよな。
どこを取ってもスピルバーグの後の作品にも続いていく良い部分が垣間見れるのが、作品とは離れた部分でまた面白いなと思うぜ。

d3.jpg
後ろのFLAMMABLEも危ない香り!
ガイコツ
そろそろまとめに入りますが、
低予算ながら演出をとっても、キャラクターをとっても若きスピルバーグの才能がバリバリに出まくった非常に面白い作品だとおもいますね。

ロボコップ
スピルバーグ好きで観てない人はいないだろうけど、スピルバーグそんな興味なくて観てないという人がいたら是非観てみてはいかがだろうか。
では今回はこのくらいかな、じゃあの。

ガイコツ
今のスピルバーグがなんでこんなに評価されてるのか分からないという人にむしろ観て欲しい作品かもしれないですね。
ではまたー。



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やはり天才監督は違う
本作はアメリカではテレビ映画として製作されたのが日本では劇場で上映されたんですよね。
テレビ映画なのにここまで迫力ある作品に仕上げた。しかも、当時はスピルバーグ監督は20代半ばくらい・・・・
確かにタンクローリーは「ジョーズ」のサメや「ジュラシック・パーク」の恐竜を思わせますね。スピルバーグ監督は人間がビッグサイズの脅威から襲われる恐怖を描いたらピカイチです。
それに仰られている通りタンクローリーの運転手の姿をはっきり見せず、足のみちらりと見せる演出も恐怖を増幅させています。他の作品でもサメといい恐竜といい最初は見えそうで見えない、得体の知れない何かが確かにそこにある恐怖演出を光らせています。これらの作品では徐々に全体像を見せますが本作においては観客は結局最後まで運転手の姿を見ることはない。しかし、その演出が正解だったと思います。
今や有名ですが、タンクローリーが崖から落ちていくシーンでは恐竜の咆哮音を乗せています。
何十年も後に自分が恐竜映画を撮ることになろうとは当時の監督は想像していなかったことでしょう。
[ 2014/09/22 02:01 ] [ 編集 ]
おばあちゃんのガラガラヘビ…(´;ω;`)
[ 2014/10/04 18:41 ] [ 編集 ]
Re: やはり天才監督は違う
コメントありがとうございます!
お返事がかなり遅くなってしまい申し訳ありません。

テレビ映画でこんなすごい作品を撮れるのはやっぱり凡百の監督とは一線を画す才能を感じますよね~。
年齢を考えるともうなんというか自分を省みるのが嫌になってしまいます(笑)
仰る通りでビックサイズの恐怖を描かせたらホントピカイチの監督ですよね~、
またこういうの撮ったりしないかしら・・・。
あと見えそうで見えないでジワジワ恐怖を煽る恐怖演出もすごいですし、一息ついたところで不意打ちのようにドンっと驚かせるのも堪りませんね~。
恥ずかしながら恐竜の咆哮音て話は知りませんでした~、もっとよく聴いておけば良かった・・・(笑)
自身の未来を予言しているかのようで面白いですね~。
[ 2014/10/05 23:31 ] [ 編集 ]
Re: 風の民さん
コメントありがとうございます!

おばあちゃんならまためげずに砂漠で危ない生物を集めてくれるはず・・・!
それにしてもヒドイとばっちりでしたね(笑)
[ 2014/10/05 23:33 ] [ 編集 ]
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