オーディション ~ギリギリギリ~

ガイコツ
どうもです。
今回は「オーディション」について話していきましょう。


ロボコップ
この映画は三池崇監督の1999年の作品だ。
忍たまから悪の経典までいろいろ作ってる監督だけどその中でもこの作品はどうやら鬼畜方面に突き抜けてる作品のようだな。

ガイコツ
Wikipediaを見るだけでも観客が監督を「悪魔!!」って罵ったとか無修正版見た人がショックで倒れて病院行きになったとかやたら物騒な逸話が載ってましたからね(笑)
あとホラーとしては海外でもすごい評価されている作品みたいですね。


ロボコップ
国内盤は出てないのに北米盤のブルーレイは出てたりするし割と人気もあるんだろうな。
ではそろそろ内容の話に移ろうかな。
ストーリーはこんなカンジ。





ビデオ制作会社を経営している青山は7年前に妻を亡くし、一人息子の重彦と寂しい日々を過ごしていた。そんなある日、青山の身の上を案じた友人の吉川は青山にとんでもない提案をする。それは映画制作と称したオーディションを開催し、その中から再婚相手を探せというものだった。そして4000通もの応募の中から選んだ女性、麻美に加速度的に魅了されていく青山。しかし彼女の愛は余りにも真っ直ぐで完全なものだった……。
Yahoo!映画より引用
audition.jpg
日本の終身名誉鬼畜監督こと三池崇さん
ガイコツ
7年前に妻を亡くし男手ひとつで息子を育て一方で会社も経営してきた青山さん。息子に一言がキッカケで再婚を決意!悪乗りした友人の吉川と一緒に嫁選びのためのオーディションを開催するがそこで青山さんが一目ぼれした女性はなんとキリキリレディーでした・・・!という話です。
まず何というんでしょうか・・・作品全体の雰囲気がすごいいいですね~!

ロボコップ
薄暗い画面に怪しさを感じさせる暗闇、これぞJホラーといった趣があって何にもないシーンでもちょっとドキドキしてしまったぜ。
「リング」とかもそうだけど不安感が常にまとわりついているようなカンジがする。

ガイコツ
またその不安感が恐怖に変化してラストに行くにつれてどんどん表にあらわれてくるところも素晴らしいですね。
ホラーを楽しんでいるときのこれ以上見たくないけど・・・やっぱり見たい!みたいな気持ちにすごくさせられました。

capture2.jpg
嫁さん選びオーディションでまだ楽しそうな男たち
ロボコップ
次に登場人物についてだが何といってもキリキリレディーこと椎名英姫が怖いな~!
ちょっとうつむき加減でぼそぼそ気味にしゃべるところとかこの人もなんでもないシーンでもちょっと不安な気分にさせる雰囲気をまとってるよな。

ガイコツ
個人的にすごくゾクッとしたところは畳の部屋で髪を前にダラーっと垂らして口元だけ見える状態でニヤッと笑うところですね~。
主人公がキリキリガールの魅力に完全に絡めとられていくターニングポイントみたいなシーンでもあったのですごく怖かったです。

ロボコップ
あとはキリキリレディーが本領を発揮して主人公をキリキリするシーンもホント怖いよな。
今まで控え目にしか感情が出てこなかったキリキリレディーが今までにない愉悦の表情を浮かべてんのな!
それに死に際も怖いし他にも・・・とにかくみんな怖い!(笑)

capture6.jpg
おっちゃんデレデレしてる場合ちゃうで!
ガイコツ
他の登場人物については石橋凌が主人公の青島を好演してましたね。
一抹の不安を抱きながらもキリキリレディーの魅力にズルズルと引きずり込まれていく様子をこちらもドキドキしながら見ることができました。

ロボコップ
あと主人公の友人役の國村隼も地味ながらいい味を出していたな。
根拠はないんだけどキリキリレディーから言い知れぬ不安を感じて主人公を止めるんだけどそのときの何とも言えない表情がいいなと思ったぜ。

capture3.jpg
見事お友達の不安的中でございます!
ガイコツ
最後に悪魔的と噂のゴアシーンについてですが、クライマックスのキリキリ祭りまでほとんどないんですね。
そのかわりキリキリ祭りが始まると目をそむけたくなる痛いシーンの連続です。
血が吹き出るとか内臓がデロリンするとか派手なものはないんですがとにかく痛い!

ロボコップ
「ぼっけえ、きょうてえ」のときもそうだったけどやっぱり針は反則だよ針は!
あんまり痛い描写なもんだから椎名英姫がキリキリキリ・・・って言ってる横で筆者は耐えるためにギリギリギリ・・・って歯を食いしばっていたぜ(笑)

capture1.jpg
さあ悪い子はどんどんキリキリしていきましょうね~^^
ガイコツ
そろそろまとめにはいりますが、
薄暗くて怪しく不安になる雰囲気などJホラーの良いところと三池監督の鬼畜な痛い描写をどちらも高いクオリティで体験することができる素晴らしい作品ですね。


ロボコップ
観るのにちょっと覚悟がいるけどすごい面白い作品でもあるから興味のある方は是非是非観てみてはいかがだろうか。
では今回はこのくらいかな、じゃあの。

ガイコツ
筆者のように「悪の経典」あたりから三池監督の鬼畜方面の映画にハマり始めた人は特にオススメですよ!(ゲス顔)
ではまたー。





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[ 2013/07/03 23:22 ] マ行 三池崇史 | TB(0) | CM(6)
キリキリガールで世界を魅了?
おそらく海外で三池監督の人気が出たのは、この一本の影響がかなり強いんじゃないかと思いますねぇ。「殺し屋1」なんかも人気あるみたいですが、あれは多分「三池」印がすでに海外でも通用するようになった後だと思うので、やはり“三池=キリキリ”みたいなとこがあるんじゃないでしょうか。

私は村上龍の原作を先に読んだんですが、個人的には映画の方がよりシンプルで無駄がなく、シチュエーションの面白さとキリキリガールの“得体の知れない怖さ”と、そしてかなり地味ながらめちゃくちゃ痛いキリキリ描写で実に上手いこと恐がらせているなぁと感心します。どちらかといえば、三池の“映画職人”としての腕の良さが発揮された作品だと思いますね。

まぁ、“映画職人”というよりは“鬼畜職人”と呼んだ方がいいかも(笑)。このまま行けば、我らが三池監督も鬼畜職人の最高峰であるフリードキン大師匠に近づいてゆくんでしょうね。同じ日本人としてうれしいかぎりです。
[ 2013/07/05 00:24 ] [ 編集 ]
Re: キリキリガールで世界を魅了?
コメントありがとうございます!

三池監督は鬼畜監督として海外でも有名みたいですね~。
その中でもキリキリは三池監督の代名詞のようになってるんですか!
どんな形であれ世界に名をとどろかせるっていうのはすごいですよね。

アンジーさんは原作も読まれたんですか!
原作小説がある作品てなかなか削るところなどの塩梅が難しいという話をよく聞きますがお話を聞いている限りだとこの作品は結構うまくいってるみたいですね~。
キリキリ描写は地味ながらメチャクチャ痛いですよね!ちょん切った足を大写しで強調したりしないで無造作にそこらへんに転がしておくところとか逆に鬼畜度が高くてゾワゾワしました(笑)
三池監督の作品は俺が俺がっていう作家的な強烈な主張はあんまり感じないのですが全体を見るとしっかりとらしさが出ているのがすごく職人的だなぁと感じます。

鬼畜職人としてフリードキン大師匠のようにいつまでも鬼畜な作品を撮り続けてほしいですね~。
撮り続けてくれれば日本の鬼畜映画界もしばらくは安泰です!(笑)
[ 2013/07/05 22:20 ] [ 編集 ]
これ、好きな人が結構いる映画ですよね、私も嫌いな映画ではありませんが、おっしゃる通り針って、地味なのにイヤですよね…“首が飛ぶ”とかの方が見ていられるものです。

それにしても、キリキリレディーと言うネーミングも反則です(笑)
[ 2013/07/08 04:47 ] [ 編集 ]
Re: シャロンさん
コメントありがとうございます!

見る人はちょっと選びそうですがハマる人にはハマる映画でしょうね~。
針はホントキツイですよね・・・でも嫌だ嫌だ言いながらも見てしまうのですが(笑)
首が飛ぶ方がまだ見ていられるのはなんででしょうね・・・やっぱり針は身近だからですかね?

キリキリレディーはちょっと語呂が気に入っています(笑)
[ 2013/07/08 23:12 ] [ 編集 ]
初めまして
いつも楽しく拝見させて頂いております。

個人的に三池崇史はフリードキンみたいな上品さが無いので、日本のルシオ・フルチだと思います。
フルチ爺さんもばっちいホラーで有名ですが、シルバー・サドルみたいな西部劇撮ったり、あまり主義主張の無い職人鬼畜監督なので。
[ 2016/04/06 12:30 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
初めまして
コメントありがとうございます!

たしかに上品かと言われると下世話な鬼畜さだと思うのでそういう意味ではフリードキン御大とは違うところもあると思います。
「テラフォーマーズ」撮ったり選り好みしない職業的なところはフルチ爺寄り・・・なんでしょうかね(笑)
三池監督の鬼畜な趣向にカッチリ合う企画が監督のもとに今後舞い込むといいなぁと願うばかりです。
[ 2016/05/02 23:54 ] [ 編集 ]
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