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デビルズ・バックボーン ~幽霊とはこの私だ~

ガイコツ
どうもです。
今回は「デビルズ・バックボーン」について話していきましょう。


ロボコップ
この映画はギレルモ・デル・トロ監督の2001年の作品だ。
ギレルモ・デル・トロ作品を観よう計画の第5弾だぜ。


ガイコツ
一応今回でこの計画も一旦終了ということにさせていただきます。
この作品を含めれば、監督した作品は「ブレイド2」以外は一通り観たことにもなりますしね。
「ブレイド2」は「ブレイド」を復習してから観るのがおっくう良いかなと思いますので今回はスルーする方向で。


ロボコップ
ギレルモ・デル・トロは製作や脚本で携わっている作品も多いからそれもこれからボチボチと観ていけるといいな。
ではそろそろ内容の話に移ろうかな。
ストーリーはこんなカンジ。




激しい内戦が続くスペイン。人里離れた荒野に建つサンタ・ルチア孤児院。中庭に大きな不発弾が突き刺さったままのこの孤児院にある日、12歳の少年カルロスがやって来る。幼児を漬けたラム酒を飲む老医師や義足の女院長など不気味な大人たちが少年を迎え入れる。彼に与えられたベッドは“12番”。それはある日を境に行方不明となったサンティという少年が使っていたベッドだった。その日から、カルロスは奇妙な囁き声や物音に悩まされるようになる。やがてカルロスはサンティの霊が何かを自分に訴えかけていると感じる。恐怖に怯えながらもサンティをめぐる秘密に興味を抱くカルロスだったが…。
デビルズ・バックボーン
お分かり頂けたであろうか、孤児院で死んだ子供の無念の霊が窓から覗いている、とでもいうのだろうか・・・・
ガイコツ
スペインの内戦下、孤児院に預けられた少年カルロスは行方い不明になった少年サンティの霊を目撃する。そしてサンティのメッセージを探っていくうちに恐ろしい出来事に巻き込まれていく、といったストーリーです。


ロボコップ
内戦下のスペインとは言っても、戦場とは離れた田舎の孤児院が舞台だから戦場の様子が直接的に描かれているというわけではないんだよな。
でも、その内戦が登場人物たちの心には少なからず暗い影を落としていてそれが最終的に恐ろしい出来事を巻き起こしていく発端となっているってカンジだな。


ガイコツ
孤児院の子供たちは存在そのものが戦争の影響なわけですが、彼らを世話する大人たちも戦争の影響を受けて孤児院にある意味縛りつけられていて閉塞感を感じている存在として描かれているのが印象的でしたね。


ロボコップ
孤児院の中心には不発弾が落ちていて内戦の象徴として描かれているのだが、孤児院にいる人たち全ての煮え切らない鬱屈とした気持ちも象徴しているように感じたな。


デビルズ・バックボーン1
この映画のシンボル的な不発弾
ガイコツ
幽霊のサンティ君ですが容姿はおどろおどろしいカンジですが、主人公を取って殺そうとかするワケではなく主人公にメッセージを伝えたい、無念を晴らしたい存在として登場します。
なので演出的にもホラー的に怖がらせるようなシーンはそんなに多くないです。


ロボコップ
コメンタリー(最初の数十分だけ聞いてあとは寝落ち)でも怖い存在として描いていないのであえて何度も姿を現すようにさせたっていってたしな。
肝心の主人公のカルロス君は最後の方までビビりまくってメッセージ聞いてる場合じゃなかったが(笑)


ガイコツ
そりゃ頭にヒビ入った俊雄みたいなのが「大勢死ぬぞ・・・!」って言いながら来たら誰だってビビりますよ(笑)
最終的にはサンティよりずっと恐ろしい存在が他にいる、というのが分かってくるんですけどね。


デビルズ・バックボーン2
サンティ「よう新入り!おれっちサンティってんだ!よろしくな!」 カルロス「・・・・体、透けてますよ?」
ロボコップ
画面の美しさ細部までの凝り方は他の作品と同じくさすがギレルモ・デル・トロだなというカンジだったな。
明るい昼間の場面も美しいんだが、特に夜の場面の薄暗闇が凄く魅力的なんだよな。


ガイコツ
あんまり技術的なところは判らないのですが照明の色合いとか陰影の付き方がそれこそファンタジーの世界のような幻想的なカンジですよね。
あと出てくる小道具の方ではタイトルにもなっている“悪魔の背骨”を意味する胎児を漬けたラム酒が一瞬しか出てこないもののすごくインパクトがありましたね。

ロボコップ
色合いは琥珀みたいなカンジで不気味な美しさがあったな。
あと院長の義足のデザインがすごく凝ってて個人的にはここもグッときたポイントだったな。


デビルズ・バックボーン3
邦題が「悪魔の背骨」にならなくて良かった・・・・!
ガイコツ
そろそろまとめに入りますが、
ホラーというより戦争により荒んでしまった人間の心と彼らの欲望の行く末を純粋な子供の目線から描いていくというような作品です。
後味もズッシリくる良い作品だと思うので気になっている方は是非。


ロボコップ
「お願い、ぼくの怨みをはらして・・・」っていう宣伝文句とともに怖いホラー映画として宣伝されていたみたいでイメージと違うという風に思ってしまった人もいたみたいなのが残念だな。
今回はこのくらいかな、じゃあの。


ガイコツ
「パンズ・ラビリンス」といいこの作品といい、作品と違うイメージを抱かせてしまう宣伝は罪深いですね・・・・!
ではまたー。





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重い、こゆい(濃い)、熟成された映画です。
ホラー映画と見せかけて、実は戦争がらみの人間ドラマになってるんですよね。
後半の闘うこどもたちの姿にぐっと心をつかまれました。

本当に「悪魔の背骨」なんて題名にならなくて良かったです(笑)
ストーリーとほとんど関係ないですからねー。

私も「ホラーだと思って借りたのに、見たら全然ちがうじゃないかー」と思った1人なんだけど、それでも、普通のホラーよりも・・・背筋がぞっとする怖さがある映画でした。

「パンズラビリンス」のラストをハッピーエンドと取る人、バッドエンドと取る人の二つに分かれるように、この映画も、なんともいえないラストですよね。
凄惨な経験をしたこの子供たちの今後を考えると、気が重くなります。

alai lamaさんがデルトロ祭をしている間、私は「井口昇&西村喜廣」祭をしていました~v-42
「東京残酷警察」「ロボゲイシャ」「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」「富江アンリミテッド」などなど・・・
デルトロ監督とはちがって、芸術点は低いです。
でも見終わったあとの達成感がありますねー。 マラソンを走りきったような。
あたしはこのグロに耐えたぞーー!! 

特に「東京残酷警察」  作り物って分かるマネキンのような手足切断なのに・・・とっても破壊的です。(精神面で)   面白かったですけどね。
  
でも、友達をなくしそうで、映画好きな人が周りにいないので、誰にもこれらの映画について語れません。
せめてalai lamaさんにだけ、「見たよ」って・・・そっと言っときます。
[ 2012/09/22 19:23 ] [ 編集 ]
デルトロ映画祭、ステキです
『デビルズ・バックボーン』は私も大好きな映画です。
 子供目線からオトナたちの汚い部分を徹底的に描いた、悪魔のような映画ですよね。
 悪魔の背骨ラム酒(やっつけな命名)も、お爺ちゃんにとってはバイアグラでしかないというのが悲しいですね……
 悪魔の背骨は、孤児院の喩えになっている気がします。悪魔の背骨=孤児で、オトナ=酒。そう考えると、主人公やサンティ君は思春期を通り越してオトナの世界を味わってしまった哀れな存在になってしまいますが、微かに希望を持たせてくるあたりにギレルモ監督のイイ奴っぷりが表れていると思います。

 そういえば『ブレイド2』は観ないんですか!?あれは冒頭2分位で「コレまでのブレイド」をナレーションでプレイバックしてくれるので正直1なんて観なくてもいいレベルで親切ですよ!
[ 2012/09/22 22:52 ] [ 編集 ]
Re: 重い、こゆい(濃い)、熟成された映画です。
コメントありがとうございます!

ホラーよりも人間ドラマの方が濃ゆい作品ですよね。
子供たちが戦うのもそうですし、そこにカザレスおじいちゃんが加勢に来たのも個人的にグッときました。

邦題が「悪魔の背骨」になって「悪魔のいけにえ」の隣でホコリをかぶっているのを想像するだけでゾッとしてしまいます。ある意味ホラーです(笑)

tainao7さんのように予想と違ってもいい作品はいいと評価できる方はいいんですが、「何だ、怖くねーじゃん」という感想しか抱かない人も出てきてしまうのがなんとも悲しいところです・・・・。

そういえばこの監督の作品は何とも言えないラストなものが多いですねー、「クロノス」もそんなカンジでした。
たしかにあの後凄惨な経験をしたうえで更に過酷な内戦状態のところに放り出されるのを考えるとう~ん、という気持ちになりますね。

錚々たる面々が揃っていてかなりヘビー級なお祭りですねー!
完走されたということは日々のたゆまぬ鍛錬(?)の賜物なのでしょうね!
私はまだまだ修行中の身なので途中でダウンする自信があります(笑)

作りものと分かっててもキツイものはキツイですよねー。
でもはじけていればはじけているほど面白いというのもあるので難しいところ・・・・。

「見たよ」報告ありがとうございます・・・・。
私も友達なくしそうな分かる人には分かる映画はここでしか話題にしてません(笑)
[ 2012/09/23 08:27 ] [ 編集 ]
Re: デルトロ映画祭、ステキです
コメントありがとうございます!

コメントでも好きだとおっしゃる方が多くて観るのを楽しみにしていたんですが期待に違わぬいい作品でした。
この作品ほど欲望にまみれていないつもりではありますが、オトナの汚い部分を子供目線で描かれるとどこかギクリとしてしまうところがあって怖いですね~。

悪魔の背骨のシーンはおじいちゃんが「お前もこの歳になれば分かる」みたいなこと言ってたのがいやだな~と思いました(笑)
悪魔の背骨についてそういう解釈の仕方もあるんですね・・・・!
タイトルになっている割にはチラッとしか出てこないしどういうことだろうと思っていましたが、その解釈だと作品のテーマを表しているということでしっくりきますね。
ギレルモ監督の悲しいラストでも救いや希望を持たせているところはすごく良心的な監督ですよね、人のよさそうな顔してますし(笑)

「ブレイド2」単体でもいけますか!
「ブレイド」は観たことがあるんですがカッチョイイアクションがあったということとウェズリー・スナイプスのつぶらな瞳くらいしか記憶になくてどうしようかなと思っていたんですがそんなに親切なプレイバックがあるとは・・・・!
情報ありがとうございます!
[ 2012/09/23 08:44 ] [ 編集 ]
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